14. 闘病生活①・・・落胆の日々

いじめトラウマを生き抜く方法

過去のいじめで苦しんでいる(いじめ後遺症の)あなたへ。いじめ後遺症うつ病者本人が、自身の、いじめ体験・いじめトラウマ体験・うつ病闘病体験について語ります。いかにトラウマを生き抜くかを考えます。いじめ自助グループ、トラウマ無料スカイプ相談など。

14. 闘病生活①・・・落胆の日々

僕が初めて精神科にいったのは、5月の終わりごろですが、

その年の夏休みが終わるころには、よくなっているだろうと思っていました。しかし夏休みがおわっても病状はよくなっていませんでした。そして次には今年中には何とかなっているだろうと思っていましたが、その年も結局よくなりませんでした。そして、次の春休み中にはよくなっているだろうと思っていました。が、それもかないませんでした。

 

こうして僕は毎回自分で期限を決めてそれを当てにしていましたが、その期限がくるたびに落胆させられました。

「うつ状態」という病気は個人差が激しく、すぐよくなってしまう人もいれば、数年かかってしまう人もあると伊藤先生に言われました。特に僕のように根っこの深い人は、病状が長期化することがあるということでした。

 

僕の病状は大学2年生と3年生で大きく違いがありました。

2年生のときは波をもって「うつ」が襲って来ました。つまり、一週間調子のよい日が続くと、次の二週間は「うつ状態」が続いてしまうといった具合です。良いときと悪いときとが交互にやってくるのです。これはまだ大学3年に比べればましでした。もちろん悪いときは大変苦しくて何も手がつかない状態になってしまうのですが、良いときも一週間くらいは続いたので、そのときに悪かった分の埋め合わせをすることができました。またそういうときに調子の良いときの自分を確認することができました。

 

しかし大学3年の3月以降は「いい(良い)とき知らず」でした。つまり、不調が波をもたずずっと続くのです。たまに2ヵ月に一度くらい良い日がありましたが、それをぬかしてはほとんど現在(※)に至るまでずっと不調続きなのです。これは大学の2年のときよりも更にこたえました。ほとんど「三年寝太郎」状態でした。

 

(※)23歳時点

 

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