３月１２日（木）
高橋理恵子（小４の時の初恋の人）さんが東京大学理科Ⅲ類に受かりました。
僕はあまりに感動して本人に電話してしまいました。なんだか自分ばかりしゃべってしまいましたが、それでもよかったのです。大学に行っても頑張ってくださいね、理江子さん。
なんだか今日は興奮していて何も手につきそうもないのでもう寝ます。
３月１３日（金）
今日も昨日の夜同様、高橋さんのことで感動していてあまり何もできなかった。彼女とは10年来（5年前に電話で一度しゃべったが）話したことがなかったにもかかわらず非常に打ち解けていたというか、なれなれしいというか、とても気安くしゃべれた。不思議なものです。しかし、彼女の僕への影響力はすごいものだなあ。
３月１４日（土）
今日は午前中に本を読み、午後は入学祝いをしました。それからまた家へ帰り、『薔薇の名前』を読みました。あれは推理小説の本来の筋から外れているところが多いので、その点がちょっと読みにくい。
今日は再び斎藤君から電話があり、麗澤大学に受かったそうです。500人中20人しかとらない所に受かりました。斎藤君はとても喜んでいました。僕も大変うれしいです。電話してくれたのもうれしかったです。斎藤君とお芝居を観にゆきたいです。あしたは吉本さんに会います。では、お休みなさい。
３月１５日（日）
今日は午前中本を読み、午後は吉本さんと会いました。楽しかったです。今度は松木君にも電話しようと思います。あしたは本を読んで過ごします。それから斎藤君とも電話して芝居の話をしようと思います。それから大学へ行ってからの計画も大ざっぱにしなければならないです。今日は夜、三島さんと電話しました。長電話になってしまいましたが、いろいろ話せてよかったです。小川さんにも電話したいです。ではお休みなさい。
３月２０日（金）
今日は何もできませんでした。あした頑張ります。お休みなさい。
３月２１日（土）
今日は昨日勉強しなかった分、勉強できました。今日は新たに『イラスト西洋哲学史』と『いやでもわかる経済学』を買いました。『いやでもわかる金融』と『薔薇の名前』は読み終えました。
上智大にゆくにあたって1つ大きなポイントは、いかに友達を作るか、他の人と付き合ってゆくかである。勉強や課外活動、芝居についてなど考えることはいろいろあるが、まず僕が人との付き合いをいかにうまくやってゆくかがその最も根本的な課題である。
留学のことも考えてみたい。芝居についても昨今ますますまじめにやってみたくなってきた。そのことももっと具体的に考えてゆこう。
３月３１日（火）
今日は午前中本を読み、午後はクラス会のことで緊張してしまいテレビを見ているだけだった。
やはりクラス会だけで、行く前に何も手がつかなくなるなんて僕は本当にダメだ。ダメだと言っても始まらない。ここで重要なことは、僕は勝負に弱いということだ。恋愛でもケンカでも一発勝負に弱いということだ。これはもうどうしようもない。だから僕は普段においていろいろな面において力をつけておかなければならない。勉強についても、友人についても、普段から心掛けを大切にしなければならない。これを肝に銘じておかなければならない。
今日はふと結婚について考えた。僕は熱烈純愛ではなく、お見合いか、相手の女性が相当積極的にリードしてくるかで結婚しそうな気がする。先も言ったように僕は勝負に弱いのだ（メチャクチャ）。だから恋愛とは一発勝負なところがあるから、きっと今までの経験（幼いものだが）のようになってしまいうまくゆかないだろう。お見合いのように結婚してからだんだん相手を好きになってゆくという方がよいのかもしれない。しかし、結婚する前に結婚相手でなくてよいから、熱い恋愛がしたい。片思いでいいから、ふられてもよいから、１００％の恋愛がしたいなあ。