02. トラウマを自覚する

いじめトラウマを生き抜く方法

過去のいじめで苦しんでいる(いじめ後遺症の)あなたへ。いじめ後遺症うつ病者本人が、自身の、いじめ体験・いじめトラウマ体験・うつ病闘病体験について語ります。いかにトラウマを生き抜くかを考えます。いじめ自助グループ、トラウマ無料スカイプ相談など。

02. トラウマを自覚する

これから、いじめトラウマを生き抜くための重要なポイントについて書いてゆきたいと思います。

 

いじめトラウマを生き抜くために必要な第一の点は、おのれの「トラウマ」に気づくということです。あなたは自分自身のトラウマに気づいているでしょうか?

 

それはこういうことです、

① 自分の今の生きづらさ(困難・痛み・症状)は、過去の残酷ないじめ体験によって、

  心が傷ついてしまったことに原因があり、

② その心の傷は、適切な手当てを受けることがなかったために、いじめ後の今も、

  傷口がふさがらず、血が流れ続けており、

③ この生きづらさから解放されるためには、心の傷に対し、適切な手当てが必要であること、つまり、

1) その傷口をふさぎ、

  → ゆがめられた認知を修正し、正しい知識を体得する。

2) 血の流れを止め、

  → 無制限の自己否定(行為)(自傷行為)を抑制する。

3) 安静にしておく、

   → 安全な場所に身をおき、ゆっくり休ませる。

という必要があるということ。

 

このことが、おのれのトラウマに気づいているということなのです。

 

ちなみにわたし自身は、上記の意味で、自分のトラウマに気づいたのは、いじめを受けてから丸6年後のことでした。精神的に破たんし、精神科に行って、はじめて自分がいじめトラウマをもって、それで苦しんでいたことに気づいたのです。

 

しかし、上記のような意味で、十全にいじめトラウマを自覚できたのは、もっとあとのことでした。

 

質問。あなたは、自分自身のトラウマに気づいていますか?

 

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トピック⑦トラウマを生き抜く