04. 苦悩の意味②・・・強い人=自立的な人

いじめトラウマを生き抜く方法

過去のいじめで苦しんでいる(いじめ後遺症の)あなたへ。いじめ後遺症うつ病者本人が、自身の、いじめ体験・いじめトラウマ体験・うつ病闘病体験について語ります。いかにトラウマを生き抜くかを考えます。いじめ自助グループ、トラウマ無料スカイプ相談など。

04. 苦悩の意味②・・・強い人=自立的な人

では、「強い人=自立した人」の特徴とは何でしょうか。

① 現実をゆがめず、あるがままに見る(知る)ことができる。

② 正しいこと・善いことを実践することができる。

③ 真に自立して、自分を生きることができる。

 

①について

かけひき(利害関係)から解放されているので、現実をゆがめずあるがままに受け取ることができる。

(例)彼はいじめグループに左右されることがなく、本当のA君を知ることができる。A君と実際に接してみると、A君が不潔でもなんでもないことがわかった。

 

②について

かけひき(利害関係)から解放されているので、自分の正しいと思ったこと、善いと思ったことをそのまま実行に移すことができる。

(例)彼は、いじめは悪いことだと知っていたし、A君がかわいそうなので、A君のことを無視することはなかった。結果として、A君とは親友になることができた。

 

③について

かけひき(利害関係)から解放されているので、自分で判断して、自分の善いと思ったことを行動に移すことができる。自信があって、自分自身に安心している。

(例)彼はいじめグループに従属することなく、クラスの中で自分の思ったように存在することができた。彼は、自信があって、自分自身を自由に表現することができた。

 

では、さしあたりたいていは、わたし達はどうあるのでしょうか。わたし達はたいてい「弱い人=依存的な人」としてあるのではないでしょうか。そしてそんなわたし達を自立したあり方へと引き上げ、強い人たらしめるのが苦悩なのです。

 

では、何故苦悩は人を強くするのでしょうか?

 

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